浴室(お風呂・ユニットバス)リフォームのポイント 

浴室は一日の疲れを洗い流して〝心身ともにリフレッシュする場所“だから、浴室はこだわりたいという方も多いはず。近年、技術の進化によりリラクゼーションのための機能やお手入れを楽にする機能など格段に性能がアップしています。浴室のリフォームを成功に導くためのポイントをいくつかご紹介します。




≪浴室リフォーム事例≫

① 寒さの軽減と掃除のしやすさをアップ

昔ながらのタイル張りの浴室は『お掃除が大変。特にタイルの目地のカビ汚れを何とかしたい。』『冬になると寒くて掃除のときはもちろん時には入浴さえ億劫になってしまう・・・。』とお悩みの方は多いと思います。カビの除去には塩素系の漂白剤が有効ですが、カビ菌が目地の奥深くまで根を生やしてしまうと完全に落とすことはできなません。冬の時期、昔ながらのタイル張りの浴室の場合、床や壁が一度冷えてしまうと浴室暖房機を使っても浴室全体を温めるには時間がかかってしまいます。

そんなお悩みにお答えするのがユニットバス。最近のユニットバスは各メーカー共に『掃除のしやすさ』を重視しているので、お掃除が格段に楽になります。ユニットバスにするだけでも寒さは大幅に軽減できますが、浴室暖房機をセットすることで、気温差で起きる危険な冬場のヒートショック対策もできます。

              

② 最新機能で充実のバスタイムに

ユニットバスが開発されて約60年。当初、工期の短縮が目的で開発されたユニットバスは防水という点では優れていましたが、デザイン性や清掃性はそれほどいいものではなく、リラックスのための機能などはあまり考えられていませんでした。時代とともにアイボリー色一色だった壁から色柄のデザイン性のある壁になり、高級感のある人工大理石の浴槽が選べるようになったりと年々変化してきました。近年ではデザイン性の良さや清掃性はもちろん。リラクゼーション機能が充実してきています。節水のため少ないお湯で入浴をする場合でも、しっかり体を温めゆったりと入浴できるように肩から首筋にかけ包み込むようにお湯をかけてくれる『肩湯』といわれる機能や腰をもみほぐすマッサージ機能を進化させたジェットバス。シャワーの浴び心地を追求したオーバーヘッドシャワー。調光・調色できる照明で自分時間をゆっくり楽しめたりと最新のユニットバスに変えることでワンランク上のバスタイムを満喫することができます。





最低限押さえておきたい3つのポイント


ポイント1【安全性】

① 浴槽の深さ

浴槽への出入りの際段差が大きいと体重移動が難しくバランスを崩して転倒する恐れがあります。肩までしっかりお湯につかりたいと思われる方も多いと思いますが浴槽は浅いものを選んで正解です。


② 床や浴槽の滑りづらさ

洗剤が付き濡れた床や浴槽の底は滑りやすく転倒して思わぬけがをする場合があり注意が必要です。凹凸があると汚れ落ちを心配される方も多いと思いますが、ある程度凹凸がありグリップがしっかりしていて水はけの良い物を選ぶことが大切です。


③ 手すりの設置

お湯を張った浴槽内では体が浮きバランスを崩して倒れてしまったり、うまく立ち上がれなかったりすることがあります。特に大きなバスタブではバランスを崩しやすいので浴槽横の手すりの設置はとても重要となります。浴槽から洗い場への移動や脱衣室と浴室に段差がある場合も手すりの検討が必要です。ただし、近年は後から付けられる手すりもあるのであれもこれもと必要以上につける必要はありません。


ポイント2【清掃性】

① 浴槽の素材

FRP(ガラス繊維で強化したプラスチック)に比べ人工大理石は表面が滑らかで汚れが付きづらく清掃性に優れています。さらにステンレスやホーロー(金属の表面にシリカを主成分としたガラス質のうわぐすりを高温で焼き付けたもの)は表面が堅くゴシゴシ強くこすって洗うことができるのでいつまでもきれいな状態を保つことができます。


② 洗い場の床の汚れの付きづらさと乾きやすさ

体を洗った後シャワーでキレイに流したつもりでも、今までのユニットバスの床は皮脂汚れが残ってしまっていました。残った皮脂汚れは時間とともにピンク色に変色して汚れが浮き出てきます。近年のユニットバスは技術革新が進みシャワーだけである程度皮脂汚れを流してくれるものもあり、洗剤を使っての清掃の回数を格段に減らすことができます。

汚れが付きづらく水はけがいい床はカビ菌の増殖も防げるので清掃面だけではなく健康面でも有効です。


③ カウンター・収納だな回りの清掃性

カウンターや収納だな廻りの清掃性は重要です。特に見えずらいカウンター裏の汚れはカビ汚れの温床となる場合があります。汚れが残っていないか目視でき、掃除用具が入る十分なすき間が確保されている。または、取り外して丸洗いできるものを選ぶといいでしょう。


ポイント3【リラックス度】

① 浴槽の形状

メーカーによって浴槽の形状が違っていて、さらに各メーカー2~3種類の中から選択できるようになっています。足を延ばして入浴したいので『一番大きいい浴槽を選ぶ。』という方がたくさんいらっしゃいますが浴槽の形状によて入浴時のリラックス度が違ってきます。時間をかけゆっくりと入浴したいのなら、背もたれがゆったりとしたものがおすすめです。ショールームで実際に浴槽に入って体感してみてください。


② シャワーフックの角度

シャワーの浴び心地を追求したオーバーヘッドシャワーをはじめとして、水流を変化させてマッサージ機能のあるシャワーやお肌ケアのためのミストシャワー、浄水機付きシャワー、軟水機付きシャワーなどいろいろあり迷ってしまいます。シャワーヘッドの角度だけでもシャワーの浴び心地が変わってきます。シャワーフックだけなら予算を大きくかけなくても入浴タイムを充実させることができるので最低限シャワーヘッドの角度を変えられるものを選びたいものです。




★ご挨拶★

快適に過ごせる空間は誰もが求めるものです。

三浦建築設計事務所は住宅に特化したリノベーションおよびリフォーム工事を得意としています。作業動線を考えた間取りのご提案はもちろん。使いやすさや掃除のしやすさなど、家事や育児などの大変さを実際に経験した女性建築士だからこそできるご提案は工事をしていただいた皆様からご好評をいただいております。


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