一般の方への認知度がまだ低い子育てエコホーム支援事業。省エネになる工事だけでなく、バリアフリー工事や子育て世帯にうれしい対面キッチン工事など、リフォームで使える補助金対象工事が豊富なので、かしこく使ってお得にリフォームすることが出来ます。ただし、予算が100%に達した時点で終了となってしまうので、早い者勝ちとなります。
ちなみに昨年の補助金申請の締め切りは9月28日でした。ただし、昨年の7月27日時点での補助金申請は72%で、今年の7月27日時点での補助金の申請額は28%と今年は緩やかな伸びとなっているので、まだ申請は間に間に合いますが、見積り依頼~業者決め~契約まで1月~2か月はかかるので早めにご相談を!
【子育てエコホーム概要】
≪対象となる方≫
以下の1、2を満たす方が対象になります。
1、エコホーム支援事業者と工事請負契約等を締結し、リフォーム工事をする方
「エコホーム支援事業者」とは、工事発注者に代わり、交付申請等の手続きを代行し、交付を受けた補助金を工事発注者に還元する者として、予め本事業に登録をした工事施工業者です。
※登録業者は子育てエコホーム支援事業【公式】ホームページで検索できます。
2、リフォームする住宅の所有者等であること
・住宅を所有し、居住する個人またはその家族
・住宅を所有し、賃貸に供する個人または法人
・賃借人
・共同住宅等の管理組合・管理組合法人
【対象となるリフォーム工事】
以下の①~⑧に該当するリフォーム工事等を対象とします。
ただし、④~⑧については、①~③のいずれかと同時に行う場合のみ補助の対象となります。また、申請する補助額の合計が5万円未満の工事は補助の対象になりません。なお、申請する際には、対象工事に関する証明書等が必要になります。
A
①開口部の断熱改修
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
③エコ住宅設備の設置
B
④子育て対応改修
⑤防災性向上改修
⑥バリアフリー改修
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入
【夏だからこそ窓断熱リフォームで節電】
近年酷暑が続きエアコンなしの生活では熱中症を引き起こす危険な事態となっています。熱中症は命の危険だけではなく、重度の後遺症なども報告されています。この暑さは将来的に楽観視できる要素は無いので、長期的に見てサッシ交換や内窓の設置を検討してみてはいかがでしょうか?東京都の補助金なども併用できるので、よりお得にリフォームできます。
【対象工事内容ごとの補助額】
1箇所あたりの補助額 × 施工箇所数 を補助額とします。
≪ガラス交換≫
箇所数ではなく、交換するガラスの枚数を乗じて算出。
①省エネ基準レベル
・1.4㎡以上/1枚11,000円
・0.8㎡~1.4㎡未満/1枚8,000円
・0.1㎡~~0.8㎡未満/1枚3,000円
⓶ZEHレベル
・1.4㎡以上/1枚14,000円
・0.8㎡~1.4㎡未満/1枚10,000円
・0.1㎡~~0.8㎡未満/1枚4,000円
※ガラスの寸法とする。
≪内窓設置・内窓交換・外窓交換≫
①省エネ基準レベル
・2.8㎡以上/1カ所25,000円
・1.6㎡~2.8㎡未満/1カ所20,000円
・0.2㎡~~1.6㎡未満/1カ所17,000円
⓶ZEHレベル
・2.8㎡以上/1カ所34,000円
・1.6㎡~2.8㎡未満/1カ所27,000円
・0.2㎡~~1.6㎡未満/1カ所p22,000円
※内窓もしくは外窓のサッシ枠の戸枠の枠外寸法とする。
≪ドア交換≫
①省エネ基準レベル
開戸1.8m²以上、引戸3.0m²以上/37,000円
開戸1.0m²~1.8m²未満、引戸1.0m²~3.0m²未満/32,000円
⓶ZEHレベル
開戸1.8m²以上、引戸3.0m²以上/49,000円
開戸1.0m²~1.8m²未満、引戸1.0m²~3.0m²未満/43,000円
※開戸もしくは引戸の戸枠の枠外寸法とする。
【水回りのリフォームは対象工事がいっぱい】
水回りのリフォーム工事は助成の対象となっているものが多く、キッチンは家事を楽にする食洗機や自動調理機能が付いたコンロなども対象なので、かしこく使ってグレードを1ランクUPしてみてはいかが?
また、子育て世帯にうれしい対面キッチンにする工事や宅配BOXの設置なども対象になります。
★ご挨拶★
三浦建築設計事務所は住宅に特化したリノベーションおよびフルリフォーム工事を得意としています。作業動線を考えた間取りのご提案はもちろん。使いやすさや掃除のしやすさなど、家事や育児などの大変さを実際に経験した女性建築士だからこそできるご提案は工事をしていただいた皆様からご好評をいただいております。お住まいに関するお悩みなど、ご遠慮なくご相談ください。